日本人の山本美和とその夫であるイタリア人のRenato Padonaviが取締役を務める英国籍のHIKARI Global Limited社が、2024年2月より、社債の不履行および顧客への返信等が全くない状況であることが判明。
被害者の会が結成され、返金要求と山本美和への刑事告訴の準備をしているようです。
HIKARI Global Limitedについて
HIKARI Global Limitedは2012年にHIKARI Limited(Private Company Limited by Shares)として英国ケンブリッジに設立されました。(現住所はロンドン)
当初から取締役として、Mr. Renato Padonaviと、Ms. Miwa Yamamoto の名が登記されています。また同社株はNOZOMI TEC Limited(現住所は香港)が100%保有しています。
Private Companyとは、株式を一般の人に販売していない会社のことです。このような会社の株式は一般的に創業者や取引相手、経営者などが保有しています。
Private Company Limited by Sharesとは、定款により株式譲渡制限を設けていたり、株主数が50名以下、公募による資金調達が禁止されている会社です。
2024年4月現在、同社の英国登記情報を見ると『Accounts overdue』と記載されています。なんらかの遅延が生じ、ペナルティが発生している状況のようです。
山本 美和について
基本情報
生まれ年:1970年
配偶者:Renato Padonavi(イタリア国籍)
現住所:英国ロンドン(2023年8月付の英国登記情報による)
『HIKARI【山本美和】詐欺被害者の会』について
HIKARI Global Limited社債の購入者を中心に結成されたようです。
同会の目的は下記のとおりです。
- 山本美和に対する刑事告訴
- 山本美和の逮捕、実刑判決(最大10年の懲役)
- 債権者への元本返金
- 未払い利子の支払い履行
同会は社債の返金及び未払い利子の支払いを求めていますが、より重点を置いているのは山本美和個人への刑事告訴と実刑のようです。
同会HPには強い口調で下記のように綴られています。
我々被害者の会は、HIKARI Global Limitedの窓口担当者として債権者に精神的苦痛を与え、さらに金銭的損害を発生させた事に対して刑事訴訟による詐欺罪の追求を行うと共に民事訴訟による損害賠償請求をもって、山本美和個人を断罪する。
HIKARI【山本美和】詐欺被害者の会
本件についてはアップデートがあり次第、随時更新いたします。
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