複利とは何か?その効果も知りたい!このような、投資の情報を探している方のために本記事を書きました。そして、複利の具体的な増え方などもお伝えします。
投資をするのなら、複利の効果は絶対に無視できません。
お金がどんどん増えていく!その様子はとても嬉しいことですね。
そのやり方は簡単です。利子を元金に組み入れて運用します。
利子にもまた利子がつくことを、「複利」といいます。
これから先は、さらに詳しく解説しています!どうぞ、楽しみながら投資の知識を身につけていただければと思います。
「賢い投資は複利で資産運用!知らなきゃ損する複利効果の高め方と活用方法」についてご紹介します。
投資は複利で賢く運用する!
あなたの資産を増やすために
- 複利とは?
- 複利で増やすメリット
- 複利で増やすデメリット
- 複利運用を勧める理由
複利について理解すれば、その効果を用いてさらなる利益を生み出すことができます!
利益が芋づる式に上がっていく様子はとても魅力的です。
複利とは?
複利とは、元本により得た利息を次の元本に組み込みます。そうすることで、元本だけでなく利息にも利息を発生させて増やす運用のやり方です。
複利で資産運用をすると利息が増え続けるので、当然得られる利息も膨れ上がり大きくなります。
資産運用は、複利で行うとリターンがリターンを生んで、お金が増えていきます!
もっと「複利運用の効果」を知りたい方は、下記の記事で紹介しております。
複利で増やすメリット
・利回りを大きくする
利回りを大きくする
投資して得た利益をさらに元本に上乗せします。再投資にまわしていくことで、「利回りを大きくする」ことに絶大なメリットが生じます。
日を追うことに、月を追うごとに、年を追うごとに、資産はみるみる成長していきます!
ご自身でも働きながら、複利でお金にも働いてもらう、これを同時進行で行えば、未来は大きく豊かな生活設計が可能になるでしょう。
複利で増やすデメリット
・マイナスリターン
・利回りが不確実
マイナスリターン
複利は、「マイナスリターン」に弱いことです。つまり、その投資で損失が、まったく発生しないといいきれないことです。
複利の配当は、再投資に回されるため資産が常にリスクにさらされる状態といえます。
複利は、芋づる式でどんどん増えていく利点があると同時に損失が発生する可能性も考えて運用していく必要があります。
損失の対策として、分散投資で「マイナスリターン」を軽減するのがお勧めです。
利回りが不確実
複利は、「利回りが不確実」であることです。
利回りとは、投資元本に対する利子も含めた収益割合の年間平均を意味することです。
いつもいつも安定した利益があると考えてはいけません!
株式投資の例でご説明します。
それは、利回りを左右する状況です。
→自然災害
→企業の不祥事
などなど、コントロールしたくてもできない問題が発生する可能性はゼロではないからです。
複利投資であっても、「利回りが不確定」であるため年によって利益に差があると考えておきましょう。
複利投資は、お金を増す効果が期待できる一方、リスクもあることを踏まえて資産運用していきましょう。
もっと「複利運用の効果」を知りたい方は、下記の記事で紹介しております。
複利運用を勧める理由
「複利」で投資運用を勧める理由は、お金を働かせて資産を増やす!その効果が絶大だからです。
また、「長期」で運用することにより、リスクを気にしながら投資ではなく、その精神的負担をも軽減することができます!
金融商品は毎年リターンが変動するため、「分散」して損失を抑えます。
そのためにオススメな資産運用のやり方は、「複利×長期×分散」の組み合わせです。下記にある見出し記事”投資は複利で資産運用!お金の増やし方はコレ”でも詳しくお伝えします。
複利 | 利益を再投資し資産を大きくできるため |
---|---|
長期 | ゆっくり相場変動に対応できるため |
分散 | リスク大きい商品を避けるため |
また、下記の記事もご覧いただき「複利」の理解を深めていきましょう。
【注目】知らなきゃ損する複利効果の高め方
あなたの資産を増やすために
- 複利効果向上のために単利と複利を知る
- 複利効果向上のために72法則を知る
- 複利効果向上のために長期投資を知る
複利効果とは、時間をかければかけるほど、お金自身が働いて稼ぐ金額が増えていくわけです。
複利効果向上のために単利と複利を知る
利息の種類は、「単利」と「複利」2つの計算方法!
単利 | 預けた元本のみ利息がつく |
---|---|
複利 | 元本+利息に利息がつく |
発生した利益を毎度、毎度使うなら「単利」になります。ゆっくり時間をかけても、大きな利益を発生させたいのなら「複利」になります。
「単利」とははじめに預けた元本にたいしてのみ利息がつきます。
一方、「複利」は、はじめに預けた元本から発生した利息を元本に組み入れて利息を再運用していきます。
次に、「単利」と「複利」の効果について見ていきましよう!
「単利」効果について、例として100万円を年利10%で20年かけてで運用した場合、20年後には300万円になります。
この時、毎年の利息は10万円で、毎年一定となります。
「複利」効果について、例として100万円を年利10%で20年かけて複利で運用した場合、20年後には約672万円になります。
この時、毎年の利息は年々増加していきます
こちらの記事の「資産分散・時間分散・長期投資を活用する」の内容も参考になります。
複利効果向上のために72法則を知る
金利計算について、「72の法則」というのがあります!
「72の法則」とは、資産運用において元本が2倍になるような年利と年数とが簡易に求められる法則です。
・72の法則の計算方法とは!
・72の法則の注意点とは?
72の法則の計算方法とは!
まず、お金を運用する算式とは!
例えば、金利3%の場合、何年で2倍になるか?を求める計算は下記になります。
72(法則)÷3(%)=24(年)
となるので、約24年で2倍になることがわります。
例えば、投資期間が10年で元本を2倍にしたい場合、年利(利回り)を求める計算は下記になります。
72(法則)÷10(年)=7.2%(利回り)
となるので、約7.2%の年利であることがわかります。
これが、投資期間を20年とした場合、半分の3.6%となるため選択できる金融商品がかなり広がります。
72の法則の注意点とは
この「72の法則」は、資産運用を複利効果(利子を再投資する)を前提として求める算式です。なお、注意点として金利や期間は大まかな数です。
金利条件 | 複利 |
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算出結果 | 大体数 |
複利効果向上のために長期投資を知る
資産を増やすなら、長い期間で投資を行う(長期投資)がとても重要です!
理由としては、まず長期で投資を行うことにより、売買タイミングが増えることがあげられます。
投資期間が短いと、売買タイミングが限られてしまうため、高い値段で購入してしまったり、高く売ることができなかったりします。
このように、長期で投資することでベストな時期を見極めて売買でき、お金をより良く増やす機会を得ることもできます。
なおかつ、長期であればあるほど、複利効果を最大活用しながら資産を増やし続けることができます。資方法は「長期×複利」お勧めです。
投資(長期投資)のメリットについて下記で紹介しています。
投資は複利で資産運用!お金の増やし方はコレ
投資は複利で資産運用がおすすめです。”複利運用を勧める理由”でもお伝えしましたが、具体的なお金の増やし方はこちら!
資産運用は、投資3つの効果で活用しましょう。
それは、複利の効果、長期投資の効果、分散の効果です。
複利×長期×分散
複利 | 利益を再投資し資産を大きくできるため |
---|---|
長期 | ゆっくり相場変動に対応できるため |
分散 | リスク大きい商品を避けるため |
分散投資を勧める理由は、複数に分けることで、仮にそのうちの1つが値下がりしても他のものでカバーできる損失軽減するやり方だからです。
例えば積立投信は、一般的に利回りが財形貯蓄や預金と比べて高いものが多く期間が長ければ長いほど複利効果も働くため、最終的な積立額は大きくなります。
下記は、積立投信において複利運用したときの図です。
これを見ていただくと、いかに積立投資における複利運用の効果が大きいかがわかると思います。
参考ページはこちら「資産運用の投資方法」の詳細がご覧になれます。
投資は複利で資産運用!おすすめ投資商品3選
あなたの資産を増やすために
- 株式投資
- 投資信託
- 債券(個人向け国債)
複利で資産運用するための投資商品おすすめ3選をご紹介します。
あなたの将来の資金計画に合った投資商品を選択しましょう。
1.株式投資
株式投資とは、株式会社が発行する株を、売買することで利益を得る資産運用のや方です。
株式投資で複利運用するためには、株の取引で得た利益をそのまま次の取引の資金として再投資しましょう。
複利運用しながら株式投資を続けることで、みるみる資産は雪だるま式に増えていきます。
株式投資で複利運用を実践すれば、資産を大幅に増やせる可能性があります。そのためには、正しい知識を身に付けることが重要です。あなたの豊かな将来ために、ぜひ高い利回りで資産運用を実現させましょう。
単元株 | ミニ株 | 単元未満株 |
---|---|---|
購入する際に単価が決まっている株式 | 単元の10分の1で少額購入 | 自由な単位で少額購入 |
もっと「株式投資」について知りたい方は、下記の記事で紹介しております。
2.投資信託
投資信託とは、資産を投資専門である信託会社に預けて運用を任せる資産運用のやり方です。これをファンドとも呼びます。
投資家の資金をまとめて運用し成果として得た利益を投資家へ分配します。
プロに任せることができるため、投資の知識がない方や、仕事が忙しく投資に時間がとれない方へ向いている方法といえるでしょう。
投資信託は、定期預金や財形貯蓄と比べ高い利回りです。それとともに複利の効果を利用すれば、着実に資産を増やすことができます。
投資信託 | ||
---|---|---|
少額で投資できる | 運用はプロが代行 | 手軽に分散投資 |
もっと「投資信託」を知りたい方は、下記の記事で紹介しております。
3.債券(個人向け国債)
債券とは、国家・公共団体・銀行・会社等が、事業に必要な資金を借り入れるため発行する有価証券です。
そのなかでも、個人向け国債(個人に限定)は、固定金利型(3年・5年)と変動金利型(10年)があります。金利が低下している局面でも、0.05%(年率)の最低金利は保証されています。
満期まで待てば、お金が戻ってくるほか利子も得られます。
債券は、投資先が日本という国であることから、比較的安全性が高く信頼できます。
また、定期預金などより利率が高く、とくに個人向け国債はリスクも低いので、女性からも注目されています。
金利タイプ | ||
---|---|---|
3年 | 5年 | 10年 |
固定金利 | 固定金利 | 変動金利半(年ごとに利率が変わる) |
もっと「債券投資」について知りたい方は下記の記事で紹介しております。
まとめ
いかがでしたか?
投資する方のために!複利についてお伝えしました。
資産運用は、長期で計画することや分散することも組み合わせて、複利の効果を高くするやり方であることがご理解できたと思います。
お金を増やす上で有利になる複利!気が付くと大きな成果になっていく「利息」の力を、将来の資産成果に活用していただければ幸いです。