Eden Luxe(以下イーデン・ルクス)は、イギリスの不動産ディベロッパーです。富裕層向けに高級住宅を提供するだけでなく、主に再開発プロジェクトにおける投資事業にも積極的です。
イギリス不動産投資に興味はあるけれど、税制面など不安のある方も多いのではないでしょうか。この記事ではイギリス不動産投資のメリット・デメリットを踏まえ、イーデン・ルクスの企業概要や商品情報などをお伝えしていきます。
イギリス不動産投資のメリット・デメリット
イギリス不動産投資のメリット・デメリットについてはこちらの記事にまとめています。

イーデン・ルクス社 概要
沿革
2006年 | Private Company*として発足 |
2012年 | ST.EDEN HOMES LIMITEDの名でPrivate Company Limited by Shares*として登記 |
2015年 | EDEN LUXE LIMITEDに改名 |
Private Companyとは、株式を一般の人に販売していない会社のことです。このような会社の株式は一般的に創業者や取引相手、経営者などが保有しています。
Private Company Limited by Sharesとは、定款により株式譲渡制限を設けていたり、株主数が50名以下、公募による資金調達が禁止されている会社です。
8年間で2,000万ポンド以上の販売実績
イーデン・ルクスは、南ロンドンとサリーで業務を行う不動産開発会社です。8年以上、不動産開発を行っており、買収、建築、販売した住宅用不動産の額は、既に2,000万ポンド以上になります。
専門知識を活用して業務拡大を継続しており、今後7年間で5,000万ポンド以上の売上を上げることを目指しています。現在は1,000万ポンド相当の、優れた立地にある開発用不動産を取得している最中です。
投資手法
イーデン・ルクスの不動産投資は、まず既存物件を取得し再開発(リノベーション等)を実施するために個人投資家から資本を調達します。取得した区画のうち、計画立案や可能性があり利益予測が強い魅力的な土地区画を分配し、インカムゲイン・キャピタルゲインを還元するという手法です。
なお、実際の資金調達と不動産購入の役割を担うのは、SPV (Special Purpose Vehicle)と呼ばれる特別目的会社です。投資家は専用口座を通して、SPV (Special Purpose Vehicle/特別目的会社)に投資します。SPVは開発計画のある投資不動産を購入し、その利益を投資家に還元します。
信用できる会社なのか
イーデン・ルクスの不動産投資では、12カ月~30カ月で満期を迎えますが、満期時に資本収益率+予測利益20%~50%を実現した実績があるそうです。現在募集中のプロジェクトでも、20~50%のリターンを期待できると謳っています。
また、イーデン・ルクスが手掛ける住宅はイギリスの住宅協会の規定(NHBC および LABC保証制度)に基づいて設計されています。イギリスの住宅規定はとても厳しいことで知られていますので、この規定に則って設計されるイーデン・ルクスの住宅は信頼を置くことができます。
募集中のプロジェクト
イーデン・ルクスが出かけるプロジェクトのうち、将来性の高いONEプロジェクト、そしてGrey Squirrelsプロジェクトをご紹介します。
ONE(ワン)
高い収益が期待される投資プロジェクトが購入対象となっており、キャピタルゲインに加え、18ヶ月~30ヶ月の期間内に30%~60%のインカム・ゲインが期待できます。
募集終了しているプロジェクトや将来着手されるプロジェクトを含め、ONEには4つのプロジェクトがあります。
ストックウッド・レークス
購入から販売まで14カ月で終了したプロジェクトです。75%の投資リターンがありました。
ヒースロード・トウィッケナム
現在、取得および調査中のプロジェクトです。2016年にイーデン・ルクス社が購入し、古い商業用不動産を2つの商業施設と9棟のアパートに再建する計画を策定しました。
このプロジェクトは地域にとって大きな改良工事になると予想され、建築が終了する前に全てのアパートが売却済みになると思われます。予想投資リターンは2年半で48%です。
ボナーヒル・ロード
将来の潜在的なプロジェクトです。キングストン・アポン・テムズに位置する商業ビルの一角で、敷地内に3つの住宅と13ユニットのフラット(プランニング・オプション1)、もしくは23ユニットのフラット(プランニング・オプション2)の開発のポテンシャルがあります。
クレイゲート・レーン,エシャー
将来の潜在的なプロジェクトです。4つのアパートメントが占める角地となっています。
1ブロックに2つの小さなアパートメントの建築と既存建物に1つ上階の増築を行うプランがありますが、このプランは敷地の潜在性を活かしているものではないため、イーデン・ルクスは式辞を効果かっくにて購入し、付加価値を得るプランを提案していく予定です。
Grey Squirrels(グレイ・スクオラル)
グレイ・スクオラルはサリー州のオクスショットにある3ユニットもしくは4ユニットからなる隣接住宅(terrace properties)の開発案件です。ユニット数により、投資家が得られる収益が異なります。
募集中プロジェクトの最新情報はINVEEKのプロバイダー紹介ページよりご確認ください。
ファンドサービスに注意
「Eden Luxe」で検索すると「UNITED CROWN」というサービスを目にします。
調査したところ、UNITED CROWNはイーデン・ルクスの他、Cochrane Design、Imperial Corporate Capitalの3社の資産運用商品をファンド形式のようなパッケージにして提供している投資サービスのようです。
このようなファンド形式のサービスは破綻のリスクがあるため、プロバイダーと直接契約ができる紹介会社を経由するのが望ましいです。


まとめ
イギリス不動産は、その特徴をしっかりと理解し適切に投資すれば、とても検討余地のある投資先です。
しかし、費用、税制面での障壁が高く、更に英語でのコミュニケーションも必要です。まずはそれらの障壁をクリアにするため、信頼できる会社へ相談してみましょう!
ご紹介した通り、イーデン・ルクス社は予想収益率を大きく上回る利益を出した実績があり、厳しいイギリスの住宅規定に則った設計をしていることから信頼のおける企業です。
イーデン・ルクスへの投資を検討する際には、ファンド形式ではなく、直接投資を仲介してくれる仲介業者へ問い合わせることをおススメします!
イギリス不動産投資に関するご相談は、INVEEKまでお気軽にお寄せください。