Azimut Investment Management Singapore Ltd.（以下アジムット シンガポール）は、イタリアの大手資産管理会社アジムットグループの一員でシンガポール最大の独立系ウェルスマネージャーとして、富裕層および超富裕層の個人顧客に資産管理、資金管理、ファミリーオフィスソリューションを提供しています。
最近ではシンガポール銀行より2年連続でベストビジネスパートナーとして表彰されるなど、シンガポール国内での信頼が高い企業です。
この記事ではアジムット シンガポールの企業概要や商品情報、口コミなどをお伝えしていきます。
アジムット シンガポール概要
イタリアの大手資産マネージャーAzimut Holdingの完全子会社
アジムット シンガポールは、2013 年にAthenaeum Limited (1999 年設立のファンド マネージャー) を買収して設立されました。
イタリアの大手資産マネージャーであるAzimut Holding（以下アジムット ホールディング）の完全子会社で、シンガポール証券先物法 (Cap.289) に基づくファンド管理 (認定/機関投資家) 向けの資本市場サービス ライセンスを保有しており、シンガポール金融管理局の規制を受けています。
富裕層をメインにサービスを提供
アジムットシンガポールは主に富裕層に向けたウェルスマネジメントを提供しており、あらゆる金融サービスを組み合わせたソリューションを提供しています。
例えば、カストディアン銀行とパートナー契約をしており、クライアントはアジムットのEAM（外部資産管理プラットフォーム）を通して、カストディアン銀行に口座を開設することが出来ます。
その他、バックオフィスサポートや社内のコンプライアンスチェックなど、クライアントのニーズに応える投資顧問の役割を担っています。
アジムット シンガポールは信頼できる会社なのか
アジムットシンガポールの親会社であるアジムットホールディングスは1989年に設立され、2004年からイタリア証券取引所に上場しています。
プレスリリースによると、2023年8月時点で総資産は過去最高水準の870億ユーロに達すると発表されました。
近年、同ホールディングスは、SBI ホールディングス、スイスのシグナム銀行グループと共同でデジタル資産関連企業に投資する共同ベンチャーファンド設立したり、アイルランドでの事業を新たに展開したりと、活発な動きを見せています。
また、同ホールディングスは世界的格付け機関のひとつであるFitch Ratingsから、2022年時点でBBB（安定）の評価を受けています。（日本企業では、2019年にSonyグループが同様の評価を取得した実績があります）
以上から、同ホールディングスの完全子会社であるアジムットシンガポールは安定した信頼のおける企業であると言うことが出来るでしょう。
アジムット シンガポールの商品
アジムットシンガポールでは、主にASEANと中国のファンドを取り扱っています。なお、ファンドの管理会社は同グループでルクセンブルク籍のAZIMUT INVESTMENTS S.A.です。
AZIMUT INVESTMENTS S.A.のホームページでファンドの詳細や運用成績を確認することが可能です。
まとめ
アジムット シンガポールは世界で870億ユーロ相当の資産を持つアジムットホールディングスの完全子会社です。
盤石な資産を持つアジムットホールディングスは、海外企業とパートナーシップを組み、事業を拡大させるなど、活発な動きを見せており、今後もあらゆる市場へ参入していく可能性が十分にあります。
同ホールディングスを親会社に持つアジムットシンガポールも、投資候補として検討の余地があります。同社の扱うファンドへ投資を検討する際は、まず信頼できるアドバイザーへ相談するようにしましょう。
アジムット シンガポールについてのお問い合わせはINVEEKまでお気軽にお寄せください。
